六月、岡山市郊外にある岡山旭東(きょくとう)病院を訪ねた。高知医療センターを辞めた溝渕雅之医師(48)に会うためだ。彼の言う「メリハリのある生活」の現実を確かめたかった。 どんな病院なのか。調べると実力派だった。 脳疾患と整形外科に特化。百六十二床で職員は三百五十人。通常なら三百床規模の手厚いスタッフ数だ。医師は三十人おり、脳外科医は八...
大野病院関連でブログめぐりをしてみた。 フジテレビのサキヨミという番組で、医療現場に警察が介入することに賛成か反対かというアンケートをしたらしいが、2:1で賛成が多いとの結果だったようだ。ブログ上は、それに憤慨している医師がいらっしゃるようだ。気持はわかるが、怒ってみてもどうしょうもない。アンケート結果がどうであれ、かりそめにも、日本が法治国...
平成19年7月20日、福島県立大野病院事件の第6回公判が7月20日開かれ、担当産科医の刑事訴追の原因を作った検察側鑑定書を書いた田中憲一・新潟大医学部産科婦人科学教室教授の証人尋問が行われました。 ロハス・メディカルのブログ 福島県立大野病院事件第六回公判(1) http://lohasmedical.jp/blog/2007/07/post_757.php 福島県立大野病院事件第六回公判(2) http://lohasmedical.jp/blog/2007/07...
最近、医師を含めた医療関係者による患者・家族への誹謗中傷が横行し、問題視されています。インターネット上での誹謗中傷問題の1つであり、当然ながら侮辱罪(刑法231
高知医療センター脳外科の森本雅徳部長(56)、福井直樹医師(40)の脳卒中治療に懸ける熱い思いを聞きながら、私は複雑な気持ちになった。というのは、世間はその熱意を、それほどしっかり受け止めてくれているとは限らないからだ。 この取材中、がっかりしたことがあった。脳外科の不眠不休の奮闘を知人に話したところ、「そんな寝ていない先生に手術してほ...
ハイリスクで仕事のきつい診療科と、そうでない科では報酬格差を付けるべきだ―という話はあちこちで聞いた。公立病院勤務医の気持ちも長続きしないし、医師の卵も敬遠する。だが、実行するとなると、かなり難しいとも聞いていた。 「うちはもうやってますよ」。山形大医学部長の嘉山孝正・脳外科教授(58)はさらりと言った。 「医療危険手当ね。脳外科だけじ...
医学部の定員を増やすとどうなるか。それで優秀な人材が集まるわけではなく、単に裾野が広がるだけだ。つまりは全体として、医師のレベルが下がる。それはひいては医療ミスの危険を高め、無駄な医療費を増大させる。 現在の医師不足は、主に病院と地方で起きている。勤務が厳しく、収入の少ない病院や地方を離れ、立地条件のよいところで開業する医師が多いのが原...
『 ネパールでは99%家で産む⇒https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/bitstream/2324/295/4/KJ00000075234-00001.pdf:UNICEFの資料では妊産婦死亡率が、出生10万対日本で5.8のところネパールは500~1500と。まさかの1%。スパロボ4のカツなら確実に死ぬ。 』
は、岡井崇・昭和大教授(産婦人科学、日本産科婦人科学会常任理事)と舛添要一・厚生労働相の対談でした。 舛添さんは決して及第点には達していませんが、それでも前任者に比べれば(「安倍内閣は産科医療崩壊とは思わない」)良く頑張っていると思います。 今回、特に率直だなと感じたのは診療関連死因究明制度をめぐる次の部分です。岡井さんは「刑事罰だけは間違...
2008年6月9日発行 獨協医科大学神経内科 小鷹昌明 (おだかまさあき) 「おたくの科の先生,こんなこと言っていましたよ!態度も良くないし,あれでは患者さんに失礼ですよ」,「患者の入院と言われましても今は満床ですから,入院の必要な患者がいるなら誰か退院させるしかありません」と看護師からのクレームを聞かされ...
なぜ、医療コストが下がらないのか。その理由は明らかである。需要が爆発的に増えているのに、供給を増やしていないからだ。高齢者が増えて患者は増大しているのに、医師の数が絶対的に足りない。 実際、この10年間の医師国家試験合格者数をみると、2001年の8374人を除いて、ずっと7000人台で推移している。医師の供給はまったく増えていないのだ。その最大の理由は、...
医療事故で亡くなった患者や家族らを中傷する内容の書き込みがインターネット上で横行しているとして、事故被害者の遺族らが十八日までに、実態把握や防止策の検討に乗り出した。悪質な事例については、刑事告訴も辞さない方針だ。 遺族らは「偏見に満ちた書き込みが、医師専用の掲示板や医師を名乗る人物によるブログに多い。悲しみの中で事故の再発防止を願う患...
『 '全体の質を上げるためには、各セクションのデスクと取材者のレベルを少しずつでも改善していくしかありません'/改革が漸進的にしか進まない一例 』
小児救急医療の崩壊は、重症患者を診るべき病院に軽症患者が押し寄せていることが、最大の原因とされる。愛知県岡崎市はこの流れを変えようと、4年前から夜間休日に軽症患者を診る1次救急を充実させたり、市民に理解してもらう活動に取り組んだりしてきた。だが、救急の充実がかえって小児患者の需要を掘り起こすという皮肉な結果をもたらした。(岡崎明子) 「...
<虫歯治療> 正文の虫歯治療が4月19日にいったん完了した。週一度、近くの真面目そうなK歯科医が往診してくれたのだ。通常人間であれば、医師が「口を開けて」といえば受診者は子供でも指示に従うのだが、彼にはそうした機能・能力を喪失させられている。だから、無事に終わるまで家族は、ハラハラドキドキの連続であった。しかし、腕のいい歯科医と優しそうな歯科...
今日、夕方6時ころ、最近退院したばかりのおじいちゃんの部屋をのぞいてみたら、 体温計で体温を計ってたΣ(゚Д゚;o) 体温をみてみると 39.5℃ えぇ?! めちゃ高熱やん!!! 急いで母に電話。 母がこの間まで入院していた市立病院に電話。 しかし、医者につないでもらうこともなく、 診療時間外だと理由で受け入れ拒否!! わたしのおじいちゃんは今年88歳にな...
療養病床削減の影響により、救命センターで患者を受け入れられない事態が起きている。国が医療費抑制のために進めている療養病床削減が、受け入れ不能などに混迷する今の救急医療現場に与えている影響とは何な...
世間では「薬害イレッサ」と読んでいるが、これは本当に薬害なのだろうか。つまり、厚労省は患者の利益を考えスピード承認に踏み切ったのだが、結果的に薬害と呼ばれ、世論やマスコミから袋だたきに遭ってしまった。 なぜ、イレッサはこんなに“優遇”されたのか。厚労省は、市場投入が遅れると患者の不利益になると判断したとする。 東京のがん専門医は「発売前から...
(関連目次)→ 政治に声を届けよう! 目次 ADRと第三者機関 目次 各学会の反応 ぽち→ (投稿:by 僻地の産科医) みなさま、ご無沙汰しております!僻地の産科医です。日常に押しつぶされてひぃひぃ泣いてます(;;)。 さて、一月に政治に声を届けよう!と題して国会議員の先...
本日朝のNHK「おはよう日本」で8時ちょっと前、小児救急の危機なる特集が流れた。ストーリーとして、 1.初期診療が遅れ後障害の残った症例の呈示 2.担当医の「もうちょっと早く治療できてたら」という言質 3.限られたリソースで重症者を迅速に診療しなければならないという問題提起 4.成育医療センターで行われている「トリアージ」の紹介 こういう起承転結であ...
近畿2府4県の救命救急センター28施設の7割超が、常勤医師の泊まり勤務について労働基準法の趣旨に反した運用を続けていることが、朝日新聞の調査でわかった。同法で定められた時間外労働を超える勤務を課している施設も半数以上あった。医師不足などから、不当な長時間労働を強いられる救急医の姿が浮かび上がった。 厚生労働省によると、労基法上、残業など...